NLP協同組合について

　現在、自動車運送事業者は300人以下の中小零細企業99％により構成されており、燃料価格高騰、残業時間60時間以上の残業代5割増し、ドライバー不足および高齢化の問題、多重下請構造、さらには2024年4月より適応される働き方改革関連法の改正も有り、社会構造上これらを一社の企業努力で解決する事はもはや不可能な状態である。
　そこで、自動車運送事業者、倉庫事業者の有志が結集し、各社の車両・拠点人材・ノウハウをシェアしながら日本全体の流通に関わる構造改革を目指す組織『NLP協同組合』を新たに設立する。複雑化している現在の流通に関わる無駄を省き各社のリソースを結集する事により、一社では成し得なかった事業展開も可能になることから現在の時代にベストマッチしている組織を創造する。
　結果、中間流通におけるボトルネックの排除、事業全体の生産性の飛躍的向上、サプライチェーン全体の合理化を実現することが見込め、組合員、引いては社会全体の幸福の向上をもたらすことが可能となる事業を実施する。